何度でも。

こんにちは。
FC五十公野U12です。
7/25(土)、7/26(日)、サンチャンカップに挑んだ2日間が終了しました。
1日目の朝は雨。
会場に着く頃には雨は上がっていましたが、空はどんより曇り空。
湿度の高い蒸し暑さの中で大会がスタートしました。
2日目は予報どおりの雨。
それも豪雨となり、最後は雷。
準決勝は後半途中で中断し、そのまま中止。
代表者協議の結果、コイントスで順位を決めるという、なかなか経験することのない大会になりました。
結果は24チーム中、第4位。
でも、この2日間で得られたものは、順位以上に大きかったように感じています。
グループステージは東中野山に5-0。
つづいてレジェンダ戦は先制を許しながらも2-1で逆転勝利。
ジュニア年代で逆転勝ちができるチームは、地力があります。※個人的見解
失点すると焦る。
自分たちのやり方を見失う。
逆に相手は勢いづく。
個人で何とかしようとしてしまう。
そして、試合時間は短い。
だからこそ、失点しても慌てず、自分たちのサッカーを続けて逆転できるというのは、簡単なことではありません。
これまでの五十公野は、守備整理から攻撃を組み立てるチームだからこそ、失点そのものが少ない反面、失点した時に心が揺れてしまう場面もありました。
だから取り入れたのが「スマイルエンジン」。
今回、ベンチから見ていて感心したのは、失点した直後にベンチが何も言わなくても、選手たちだけで自然と集まり、スマイルエンジンを始めたことです。
サッカーのすべては習慣とそれに向けた内発的動機づけ。
「やらされるもの」ではなく「自分たちのもの」になった。
これも、大きな成長でした。
順位決定戦のジェス戦は、この大会のベストゲームだったと思います。
狙いのある守備整理から高い位置でのボール回収、いい守備からつなげる攻撃。
人が多く関わりながらから何度もトレーニングを積んできた形でシュートまで持ち込むことができました。
それでも相手は新潟県トップレベルのチーム。
終了2分前にCKから追いつかれ、PK戦へ。
GKが1本目をカンペキなシュートストップ。
本人曰く「カケヒキで止めた」とのこと。
いやもうホント素晴らしいですはい。
3人目のキックは一度止められましたが、GKが早く前に出たことによる蹴り直し。
もう一度気持ちを整え、ボールをセットし、覚悟を決め、しっかりとゴールへ。
3人全員が成功。
GKのシュートストップも、蹴り直しの一本も、技術だけではなく、心の強さだったと思います。
ベンチにいたみんなが笑顔でPK戦に向き合い、勝利が決まった瞬間には笑いながら涙を流して喜ぶ選手もいました笑
そんな姿を見て、このチームはまた一つ前へ進んだと感じました。
2日目、豪雨。
準決勝の相手、高崎KⅡビクトリーズは大会2連覇王者。
初日の予選を圧倒して勝ち上がってきた理由がよく分かる、本当に素晴らしいチームでした。
ちなみに昨年の大会も個人的にこのチームの試合を観戦していました。
「ジュニアでここまでやれるんだ、すごい。」
と感じさせてくれた素晴らしい内容のサッカーでした。
ピッチコンディションは水溜まりも時間が経つごとに目立つようになりパス&ムーブはできなくなっていきました。
それでも五十公野は自分たちのゲームを最後までやろうとしました。
失点は、雨で止まったバックパスを奪われての失点。
相手のキーマンには個で前進される場面もありましたが、決してやられ放題ではありませんでした。
「通用したこと」と「足りなかったこと」。
その両方が見えたゲームでした。
試合は雷で中断しました。
でも、選手たちの成長は止まりませんでした。
中断時間も再開を願って、同点そして逆転へのロードマップを描く準備を怠りませんでした。
育成年代は、一度でうまくいくことの方が少ない。
失敗しても、失点しても、追いつかれても、また立ち上がる。
そんな「何度でも。」の積み重ねが、少しずつチームの地力になっていくのだと思います。
この2日間で見せてくれた選手たちの姿は、そのことを改めて教えてくれました。
ナイスゲーム。
そして、ナイスな2日間でした。
結局、雷で大会は止まりました。
でも、子どもたちの夏は、まだ始まったばかりです。
6年生の彼らにとって、このチームで、この仲間とサッカーができる最後の夏。
笑いあえたことも、喜びあったことも、悔しかったことも、豪雨の中で戦ったことも、いつかきっと「あの夏の思い出」になります。
だからこそ、事故なく、元気に過ごそう。
そして、この仲間と過ごす一日一日を大切にしながら、最高の夏をみんなでつくっていきたいと思います。
FC五十公野 VAMOS






