挑戦者
FC五十公野U10は『第31回ろうきんカップ ミニサッカーフェスタU-10』に参加して参りました。
初日の予選グループリーグ1位チームのみが2日目の決勝トーナメントへ進むことができる大会レギュレーション。
アルビレックス新潟U-12をはじめとした県内強豪が揃った予選グループリーグ・Hブロック。
他チーム指導者からも「死の組」と激励?を頂きましたが、座して死を待つ訳もなく挑戦あるのみ。
FC五十公野は、この大会に向けて積み上げてきたものを120%の表現でやり切ること、そして予選1位通過することを目標に“チャレンジャー”として臨みました。
成果
課題
発見
選手も、そして指導者も試合結果以外の部分で大きな収穫を得ることができました。
が、大会では収穫よりも結果が求められるのがサッカーです。
個人としてチームとして、もっとできたのではないか、他に何かできることはなかったのか。
自分達はやれる、できるんだ、と自信を持つことは大切です。
しかしその自信に囚われれば、それは過信でしかなく、終わったことに縛られていてはそこからの成長はありません。
この大会を通じて、たくさん試合に出た選手、途中交代だった選手、あまり試合に出られなかった選手、メンバーに選ばれず会場に来られなかった選手。それぞれが悔しい想いをしているはずなのです。
確かなことは、満足している人はいないということ。
その悔しい想いをどうか次へ繋げてください。
目線を逸らさずに挑戦してください。
誤解を恐れずに言えば、これほどまでに大所帯であるカテゴリー。
どんなチームでも大なり小なりあろうことですが、チーム体制がどう、他選手がどう、コーチがどう、保護者がどう、きっと色々とあるでしょう。
その不満や閉塞感を打破する特効薬など恐らくありませんが、それでも尚、これからもサッカーをする選手達が今できる最大限のことはあると信じます。
表面的に『一丸となって戦おう』と声を掛け合うよりも、普段のチームトレーニングで、己と向き合う自主練習で、自分をアピールするTRMで、選手が努力し最も輝く自分を存分に発揮して欲しいと思います。
それがすなわち『一丸』であり、それがすなわち『全力』です。
サッカーをやるのは選手です。
その選手自身が「自分がどうなのか」に矢印を向けてひたむきな努力を重ねることが最も重要なことなのではないでしょうか。
大会翌日の練習で冒頭に少し時間をもらい、大会引率コーチから選手全員へ向けてメッセージを送りました。
選手に難しいことばかり言って、それで伝わるわけがない。そう感じる方もおられるかもしれません。
指導者側も常に『自分がどうなのか』をアップデートしなくてはなりません。
6人制ミニサッカーは終わりました。
来月にはマルソーカップ(8人制)の下越予選が始まります。
もう新しいステージが既に始まっています。
そして挑戦は常に続いていきます。
悔しさも喜びも糧にして、新しいステージで躍動しましょう!
当日早朝からの送迎と御協力につきまして、保護者の皆様へは心より感謝を申し上げます。
皆様家族の声援が、選手をチームを勇気づけてくれました。
アルビレックス新潟U-12戦での皆様の声援を選手は一生忘れないと思います。
素晴らしい雰囲気をありがとうございました。
2日目に繋げることができなかったのは指導者の力不足です。
選手は全てを出し切ってくれました。
チーム関係者様、応援ありがとうございました。
U10コーチ 窪田
【第31回ろうきんカップ ミニサッカーフェスタU-10】
■日時
2024年5月3日(金・祝)
第1試合 8:40
第2試合 9:30
第3試合 10:20
第4試合 11:10
※試合時間8分-3分-8分
■会場
新潟聖籠スポーツセンター・アルビレッジ
■予選リーグ・Hブロック
・セレッソ桜ヶ丘
・FC五十公野
・見附FC U-12
・FC荻川Tesoro
・UNIQBORA NIIGATA FC
・アルビレックス新潟 U-12
■試合結果
第1試合 △0-0 セレッソ桜ヶ丘
第2試合 ◯5-0 見附FC U-12
第3試合 △2-2 アルビレックス新潟 U-12
第4試合 △1-1 FC荻川Tesoro
※UNIQBORA NIIGATA FCは対戦なし
■最終結果
1勝3分/予選グループリーグ敗退 ※予選リーグ第3位