未来を見据えてサッカーを!北越高校サッカークリニック開催!

こんにちは。 FC五十公野U11です。
8月に突入しました。 連日の全国的猛暑日。 近年は「気温上昇」や「自然災害の増加」などから、「地球温暖化」を実感として肌で感じるようになってきた方も多いのではないでしょうか?
「自分たちの子供の頃の夏は、ここまで暑くなかった」と感じている方もいらっしゃるかと思います。
1990年代の平均気温と比較すると、
月平均で約3℃〜4℃も上昇
しているようです。 なんとなく「昔より暑くなっている」という肌感覚も、こうして数字にしてみてみると、より気温上昇の深刻さが伺えますね。
欧州では熱波で40℃を超える暑さによる死者が出たり、
局地的には45℃前後に達する可能性もあるとか。
2024年夏には、インドでも記録的な熱波に見舞われ、
100人近くが死亡、9,800件近くの森林火災警報が出ています。
都市によっては50℃を超えるケースもあり、
人々の生命や健康、農業、エネルギーなどさまざまな分野に大きなダメージを与えています。
参照:AQI「2024 年のインドの現在の熱波: 憂慮すべき気候変動」
日本ではまだこのようなことは起こっていないので実感は湧きにくいかもしれませんが、今後地球温暖化が進むと、同じようなことが日本国内でも起こる可能性があるのです。
恐ろしいことになっておりますが、この先、新潟は、日本は、世界は、地球は一体どうなっていってしまうのでしょうか。
「アッチェ、アッチェ」と唱えていても埒があきません。 頭のいい人達が一所懸命に調べてくれているようなのでGoogle先生に教えてもらいます。
IPCCの研究報告によると、最悪のシナリオを予測すると
「2100年までに地球の平均気温が最大5.7℃上昇」
する可能性も示唆されています。
※IPCCとは?
IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)とは、気候変動に関する論文などを元に、最新の科学的知見を評価する政府間機関です。 IPCCが定期的に発表する報告書は、COP(国連気候変動枠組み条約締約国会議)など、国際社会における気候変動に関連した政策決定においても重要な役割を担っています。
2100年なんて遠い未来に感じますし、実際我々世代がその時代を生きて迎えることはないでしょう。
そんな遠い未来の話ですが、ここで改めて認識したいことは
「2100年は今の子どもたちが生きている時代」
であるということ。
今の子どもたちが生きている時代に、
地球温暖化が進んでさまざまな異常気象や
食糧危機などが起こる危険性があるのです。
もう手遅れなのか、と頭を抱えても仕方ないことかもしれませんが、今の子どもたちの生きる未来のためにも我々にもできることはどうやらまだあるようです(皆さんもGoogle先生に聞いてみましょう)。 ひとりひとりができることは些細なことなのかもしれませんが、この夏をきっかけに取り組んでみてはいかがでしょうか。
夏がくると思い出すんです。 今よりも夏場の平均気温が4.4℃も涼しかった約20数年前。 その夏、筆者は仲間たちと尊敬する恩師の命を受け、母校の外周を毎日ひたすらに走っていました。
母校の外周が約700m。
そこをまず10周
→インターバル60秒→9周→インターバル60秒→8周→7周・・・・
1周まで落ちたら、
そこからまた10周までカウントアップ。
あ、なんとなく想像つくと思いますが、
当然基本すべてダッシュです☆テヘペロ
これを心拍数アンダー110でやりきるのですが、思い出すだけで具合が悪くなってきますね。
冷静になった時に計算してみると
毎日77000mダッシュしていたことに・・・。
すさまじい距離です。本当にこんなことをやっていたのか我が身ながら心配になります。 大阿闍梨を目指しているわけでもないのに執り行われる千日回峰行。
そのおかげ(?)もあり、恩師は我々にとてつもない運動量と心肺機能、そして
「この世の中にこれ以上苦しいことなど存在しない、してはいけない」
という鋼のメンタルを授けてくださいました。
忘れたくても忘れられない、そんな夏の思い出です。
大切なことなので再度お伝えしますが、これは20年以上前の古(いにしえ)の話です。 今はそんなことやりません。 たぶん。いや絶対。
懐古主義的な昔話ばかりしていると更なるオジサン化が進んでしまうのでNOWの話をしていきましょう。
本題です。

FC五十公野U11&U12は新潟市中央区にある
北越高校グラウンドにお邪魔してきました。
そうです。筆者の母校(外周700m)です。
恩師である
現北越高校女子サッカー部監督である
牧岡龍一先生による
サッカークリニックを同校にて開催頂きました。
前回開催して頂いたのは2年前。 https://fcijimino.online/20230827_u10/
当時3年生と4年生だった選手たちをもう一度連れて行ってあげたいなと思い、企画し実現することが出来ました。
当日は一人のお休みや体調不良者を出すことなく、
2時間みっちりと
・ボディコーディネーション
・ボールコーディネーション
・コーチングとコミュニケーション(先を読む力)
最新のトレーニングをご指導頂きました。

その最中で選手たちは牧岡先生からありがたいお言葉を多数受け取っていました。
みんな覚えているかな?
筆者が一番印象的に感じたのは最後のミーティングの際の
「未来を見てサッカーをしましょう」
の言葉。
試合中・練習中のプレーにおいても大切な視点ですが、
それ以上に——
これから先もサッカーを続けていく中で、
時に苦しいこともあるかもしれない。
でもその先にある喜びのために、
今を大切に、
未来を見据えて進んでいこう。
そんなメッセージが込められていると感じました。
本気でやっているからこそ、楽しいことばかりではないからこそ、その向こうで待つ喜びもひとしおです。
目先の勝利や結果ばかりに目が向きがちですが、
ジュニアの育成の一丁目一番地は
「次に繋げる」ことです。

私たち指導者は、「今の結果」ではなく「成長の矢印」が選手と同じ方向を向いているかを意識し、共に歩んでいくことが求められると改めて感じました。
大阿闍梨を目指して(?)毎日数十キロを走り抜いたあの頃。
20数年の時を経て再び恩師と、同じ指導者の立場でボールを追いかける未来など当時は全く想像にもしていませんでした。
でもご縁は自ら手を離さなければきっと続いていくものです。
この日の経験が長い時を経て、選手自身の成長に、また選手達のその先の未来への糧となってくれたら嬉しいです。
牧岡先生、今回も貴重なご指導を本当にありがとうございました。 またぜひこれからもサッカーを教えてください。
そして、保護者の皆様。 遠方への送迎やサポート、本当にありがとうございました。
今後もこのようなイベントを企画してまいりますので、引き続きのご協力を何卒よろしくお願いいたします。
VAMOS!!!!!
