判断の大切さ
こんにちは。
FC五十公野U-10です。
11月2日(土)、この日は水原サッカー少年団様からお誘い頂き、新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジにて交流会に参加させて頂きました。
水原サッカー少年団代表の田中様、吉井コーチ様、いつも大変ありがとうございます。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
この日は4年生オールメンバーでの参加でしたが、体調不良や怪我などでお休みが多く、11名での活動となりました。
朝から気温も低く雨天、最後の方は強風もあり難しいコンディションでした。
そんな状況でも元気に活動へ矢印を向けていきたいものです。
このようなコンディションの際、どんなことが起きやすいのか、どんなことに気を付けてプレイした方が良さそうなのか、意識することは当然として、知識や判断の部分も鍛えるいい機会にしていきましょう。
人数が限られた中、ひとりひとりがプレイする時間も担保されていますので、普段あまりやらないポジションを経験することで、これまで見えなかった景色や感じなかった感覚を養ってもらいました。
試合結果
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水原U10交流会
Date:2024/11/2㈯
@新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジ
GAME.1
●0-2 水原サッカー少年団ホワイト
GAME.2
△0-0 クレーシェFC
GAME.3
◯1-0 セレッソ桜ヶ丘
GAME.4
△0-0 水原サッカー少年団ブルー
MVP クオン
様々なポジションでプレイする中で、相手と仲間を見て判断することにチャレンジしていることが見て取れました。
受け手がスムーズにコントロールできるパスの出し手としてとても目立っていました。
チームにきて数ヶ月ですが、仲間との関係性、ピッチ外でのコミュニケーションUPがピッチ内でのプレイに+に作用しています。
自分のこと(プレイや特徴)を仲間に知ってもらうこと、自分が仲間のことをもっと知ること、それができるとサッカーはうまくいきます。
もっと仲間に要求しても全然いいと思います。
ナイスプレー!
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余談ですが、サッカーのポジションって一体どうやって決めているのでしょうか。
そもそもポジションとは?
性格や特徴、技術や能力等、様々なことを考えて試しながら当てはめていくのですが、いつも同じポジションでやる必要性はあまりないのかもしれません。
なんとなくですが、ポジションはこれ!と与えられると、“こうでなければならない”とか、“こうプレイしなくてはいけない”みたいな固定概念みたいなものがあると思いますが皆さんどうでしょうか?
サッカーは常に状況が変化していくスポーツです。
そんな中、“こうしなくてはならない”みたいなことに縛られていると不自由で仕方ないですよね。
チームでは“ポジション”は、選手が混乱しない為の“スタート場所“もしくは“役割”だよね、くらいの認識です。
誰かが自分の場所を空けてチャレンジしたのなら、他の誰かが空いた場所を埋めてサポートすればいいだけの話です(もちろん好き勝手にプレイするということではなくて)。
時には自分のポジションを捨ててでもチームを助けに行かなくてはならない瞬間だってあります。
それを、見て、考えて、決めて、実行する、のは選手自身です。
つまり選手自身の判断が優先順位の一番上ということになります。
いい判断を自分にも仲間にも求めていきましょう。
サッカーを始めたばかりの頃は子どもたち全員がボールに群がってお団子状態、所謂“お団子サッカー”がよく見られる光景です。
そこからしばらくするとお団子からひとり離れて観察し始める子が出てきます。これが“見て判断する”の第一歩かもしれません。
サッカーは足でボールを扱うスポーツですので、もちろん足元の技術(ボールを扱う技術)があって越したことはありません。
しかし足元の技術がいくらあっても=サッカーがうまい、にはならないケースがとても多いです。
そもそも技術とは試合で活かせてこそのもの。
技術が高くてサッカーが下手な選手はいますが、判断が良くて悪い選手はいません。
足元の技術は高いけれども試合になるとそれが活かせない選手はたくさんいます。
しかし判断が良くて、試合に活かせない選手はいません。
技術がないから判断できない(相手を見れない、顔が上がらない)という考え方もありますが、技術が低いのであれば判断力やポジショニング(立ち位置)を先に鍛えて身につけるという順番でもサッカーはうまくなります。
この日の試合では普段と違うポジション(役割)で、どんなことを意識してどんな判断でプレイするのかを外から見ていましたが、新しい発見がたくさんありました。
きっと選手も普段とは違う役割から様々な発見をしてたくさんチャレンジしたことでしょう。
是非ミスや失敗をたくさんしてください。
でもそれは狙いあってのミスや失敗にしていきましょう。
そこからたくさん発見してください。
発見したら判断あってのチャレンジに昇華させていきましょう。
Vamos!!!